- WITRN U3 の最終回
本題に入る前に、ちょい前、白しかないって言ってたやつ。
・ケーブルオーガナイザー
近場の DAISO ではどうしても白色しかなかったので、大型店に足をのばした。
あるだけ買ってしまったので、一生分あるかな?
- 良さげな USB-C ケーブル
WITRN U3 と合わせて、これまでいくつか USB-C ケーブルを入手して、これは良さげだと思ったものを紹介する。結局以下のみとなった。
・1. ECore KW-7 1m 百均で 550 円で売ってるやつ
・2. LAZOS L-TC100-W1 1m 上のやつより安い
共に 100W1m の USB2 ケーブルである。
何をもって良さげかというと、ケーブルの抵抗値である。
Thunderbolt3 以上のケーブルで良さげなものを探していたのだが、結局まだ見つかってないので、上のやつのみとなった。
- 良さげな USB-C ケーブルの測定
WITRN U3 での測定が何を測定してたのかわからなかったので、U3 以外でも合わせて測定することにした。
・DE-5000
台湾 DER-EE 社の LCR メーター DE-5000 と純正プローブである。4 線式らしいので、それなりには測定できそう。
・測定用治具
測定には、このコネクタを 2 つ使用する。
端子が電源のプラス/マイナスの 2 本しか出てないので、この手の測定には扱いやすいコネクタである。
一つはケーブルにつないで上のプローブでプラス/マイナスをつかみ、もう一つはプラス/マイナスを半田付けしてケーブルの反対側につなぐ。
- 測定結果
百均の ECore は 2 本持ってるので、百均 A、百均 B とし、安い LAZOS は、単に LAZOS とおき、U3 での再測定と合わせて以下結果を示す。
・百均 B ー U3
・LAZOS ー U3
・百均 A ー DE-5000
・LAZOS ー DE-5000
U-3 と、DE-5000 の測定値の差は微妙な感じとなった。
DE-5000 はケーブルの往復の抵抗値を測定しているのに対し、U3 も何となくだが、往復の気がするけど、どうなんだろうか?
どちらにしても、電源供給用の USB-C ケーブルなら、入手性では百均の 550 円のやつ。見かけることがあるなら、LAZOS がおすすめとなる。
- ケーブルの抵抗による影響
往復 0.1Ω に 100W を流した場合、20V5A になるので、I x I x R = 5A x 5A x 0.1Ω = 2.5W。
ケーブルで 2.5%無駄に消費する。
もし、倍の 0.2Ω/1m で、かつ、ケーブル長も倍の 2m だった場合、ケーブルで消費される無駄な電力は 10W となり、元の電力の 10 %が無駄になる。これは結構ばかにならない。
なので、抵抗値の小さいケーブルを使いたいものである。
以上、これでひとまず、WITRN U3 と題した連載は終了したい。
THunderbolt3 以上で良さげなケーブルを見つけるとか、その他何か進展があれば、またブログに何か書くかも?
おしまい。
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